広島翔洋高等学校

全国大会出場の壮行式と表彰伝達、終業式が行われました。

2018.07.20

「平成30年7月豪雨」の影響により、７月6日から本校も臨時休校が続いておりました。本日は、2週間ぶりに、登校できる生徒のみで終業式を行いました。全校生徒の約半数が登校し、久しぶりに元気な笑顔が校内にあふれました。

終業式では、まず表彰伝達、全国大会に出場するクラブの壮行式、新生徒会の紹介が行われ、最後に校長先生よりお話がありました。

校長先生のお話を紹介します。
「おはようございます。
このたびの平成３０年７月豪雨により多くの方の命が奪われ、また、多くの方が被災されました。心よりお悔やみを申し上げると共に、一日も早い復興を願っております。
本校生徒の中には、家が全壊したり、浸水したり、土砂が流入した家もありますが、何よりも、全員が無事でいることが、確認されました。本当に安心しました。
改めて自然災害の恐ろしさを感じました。
以前、生徒朝礼で最後の最後は、自分の身は、自分で守ってください。
少し余裕ができた人は、周りを見てください。と言いました。
本校の生徒が、ボランティアで災害の手伝いに行った人がたくさんいると聞いています。たくさんの感謝やお礼の電話もいただいています。
本当にありがとう。
今、自分のできることを自分がしっかり考え友達を誘ってどんどん行動して下さい。
ただ、必ず自分たちの安全が確認できている中でお願いします。この気温にも注意をして絶対に無理はしないで下さい。
また、今回のことで、毎日が普通にあることが当たり前ではないことを気づいたと思います。今あるすべてのことに感謝して下さい。
ちょっと前までは、蛇口をひねればあたりまえのように水が出ます。でも、今は、水が出ない地区もたくさんあります。
ご飯を食べたり、人と何気ないことを話したり、嬉しいこと、苦しいことにもすべてに感謝です。色々なことに敬い・思いやりを持ち・決してあきらめず、自分に負けない心を持ってください。

最後に、
３年生は、自分の将来が決まるときがきました。
このような時だからこそ、進学・就職と自分の将来に向かってしっかり考え慌てず、焦らず丁寧な行動をして下さい。よろしくお願いします」